EMConf 2026 参加レポート
1. はじめに — 参加の動機
3/4に開催された EMConf 2026に参加してきましたので、当日の様子や感想などをレポート形式ご紹介します。
私はエンジニアリングマネージャーとしてフルサイクルチームを立ち上げ、AI駆動を推進しています。

2. 講演 — 学びと気づき
安斎勇樹さんのキーノート「冒険する組織のつくりかた」

もともと、 安斎さんの著書である冒険する組織のつくりかたは、fukabori.fm #128 で知り、目標設定に関する内容も含まれるということで、読んでいました。 しかし、いかにメンバーの個人目標をALIVEなものにしてもらうかという点で課題を持っており、詳しく知れるといいなと楽しみにしていました。 講演は期待通りで、特に半径5mから変革できる、4つのマネジメントという、絶妙なスコープ感が良い講演でした。 また、講演後のAsk the Speakerで直接話を伺うことができ、イベントの開始から大変満足度の高い経験を得られました。
こにふぁーさんの講演「マネージャー版 "提案のレベル" を上げる」

こにふぁーさんの講演は、提案のレベルについてのマネージャー向けバージョンでした。発表の中でこにふぁーさん自身の貴重な失敗談が共有されました。
特に部署・ロールを跨いだ提案をする際に準備しすぎてしまった体験談が心に残りました。 私もEMになって日が浅いときに、DataAnalyzeAIのプレス発信を目指して、他部署に協力を求めた際の不安と重なり、強く共感しました。 レベルは上げるものだという先入観に対して、 「意図して提案のレベルを下げる」 という手段が目からウロコでした。
江副さんの講演「『開発生産性』ではなく『事業生産性』こそが本質 〜 ROICで紐解く、開発の「稼ぐ力」の最大化 〜」

エンジニアの生産性を、開発生産性から更に踏み込んで、「事業生産性」をどう見るかという講演でした。 企業の本質的な「稼ぐ力」を示す経営指標 ROIC(投下資本利益率)とほぼ同義であると定義しています。 これは、モンスターラボのビジネスモデルではまた異なると思われるのですが、きちんと経営指標について学び、自分たちの事業貢献を測れるようにしたいと思える講演でした。
3. アンカンファレンス
ポッドキャストの公開収録セッションに参加しました。941さんが収録準備をする様子を見ていると、なぜか3本目のマイクが出てきて、いつの間にか飛び入りゲストでだいくしーさんの出演が決まっていました。(とてもアジャイルな流れに感動しました!)
あらたまいくおのマネジメントラジオ、公開収録中。ポッドキャストの収録機材をシュッと提供した。 #emconf_jp pic.twitter.com/9Emhsj2To6
— 941 / kushii (@941) March 4, 2026
また、「EMの年収を上げるには」というセッションでは、つい数日前に株式会社フォークウェル代表取締役に就任された赤川さん中心に会話が進行しました。
この中で、参加者のEMたちの感覚として、EMの給与の妥当なゾーンは8百万円~12百万円と、思っている傾向にあることが見えました。 その上で、さらに給与レンジを引き上げるにはという意欲的な話が始まったのですが、残念ながら時間が足りずに終わってしまいました。しかし、この ライブ感 もアンカンファレンスの魅力 ですね。また、機会があれば続きをお話したいです。
アンカンファレンス「EMの給料を上げる方法を考えよう」でのワーク。
— 赤川朗/『ITエンジニアの転職学(講談社)』発売中! (@Akira_Akagawa) March 4, 2026
ではお集まりいただいたEMの皆さん、まずは手を挙げてください。
そして、この給料ならEMとしての給料の最低限ってラインになったら手をおろしてください。
500万円…誰もいませんね?
600万円…まだいない… https://t.co/zDmjuiZmQA
4. スポンサーブース
講演だけでなく、スポンサーブースも活気が溢れていました。各社工夫してEMConfを盛り上げようとネタを仕込まれていました。
その中で、リンクアンドモチベーション社のEMとの会話で、目標設定に課題を感じている話をしていました。 話を聞かせてもらった方は、目標設定はレバレッジが効くコスパの良いイベントだと捉えられていました。目標設定をしっかりやり切る事で、半年間メンバーが自走しながら事業貢献できるはずで、それはずっとマネージャーが都度指示を出すよりも、圧倒的にコスパが良いとおっしゃってました。 自分には、まったくなかった観点で、とても良く、目標設定に対する取り組む姿勢をもっと改めようと思えました。
いよいよ本日開催のEMConf JP 2026、リンクアンドモチベーションはブースを出展しております。
— リンクアンドモチベーション技術広報 (@LinkandM_dev) March 3, 2026
組織マネジメントのセルフチェックや、組織論に基づく実践知をまとめた論文集、新作ノベルティなどご用意しております。
ぜひブースでお会いしましょう!#emconf_jp #マネジメントのヒント pic.twitter.com/frFOzuQJUH
5. ビンゴ&景品
スポンサーブースを回ったり、スタッフの方と交流することでマスがうまるビンゴがあり、参加者中6番目に全部埋めることができました。 景品として、タオル、Tシャツ、サーモスのタンブラーをゲットしました!

6. あらたまさんのサイン
書籍の販売ブースでは著者のサイン会がされており、あらたまさんにサイン頂きつつ少しお話をさせてもらえました。 私はKindle派なので仕事用ノートにサインをもらったのですが、あらたまさんが自著の漢字を忘れてしまっていて、その様子にほっこりしました。

7.懇親会 — 交流と内省
懇親会では、ポッドキャストリスナーとして、いくおさんに挨拶できました。 また、その他多くの参加者の方とEM同士で胸襟を開いて話し合い、スポンサーブースでも話した目標設定の課題などワイワイと意見交換できました。
大変お待たせしました!
— EMConf JP オフィシャル (@emconf_jp) March 4, 2026
ついに懇親会スタートです🍻🎉
参加される皆さん、リラックスして楽しいひとときをお楽しみください!
ここでも素敵な「繋がり」が「増幅」しますように✨#emconf_jp pic.twitter.com/TrmAPsrQN0
8. まとめ
EMConf2026への参加は、EMとしての学びを得られただけでなく、マネジメント活動に向き合うエネルギーチャージの場になりました。 こういった場に送り出してくれた会社には深く感謝しています。
ところで、EMConfは DE&Iポリシーを掲げています。今回はまず女性の参加者増に焦点を当てられたとのことですが、なんと弊社には海外出身のEMが複数在籍しています。 https://www.talent-book.jp/monstar-lab/knowhows/52224 次回はそういったメンバーも連れていって、DE&I実現に協力したいなと野望を持ちました。
最後にモンスターラボでは一緒に働く仲間を募集しています。

こんな社員の背中を押してくれる会社やEMたちと働きたいと少しでも感じていただけたら、下記から採用情報を眺めて頂けると幸いです。
Author

Kiyotaka Kunihira
バックエンド/テックリード/スクラムマスター/エンジニアリングマネージャー
